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日本語環境でRobocopyを実行した時のクラス表記

目次

Robocopy実行時のクラス表記

Robocopyのコピー処理では、各ファイル(およびディレクトリ)はコピー元とコピー先の状態によっていくつかのパターンに分類され、それに応じたコピー処理が行われます。そのパターンのことをクラスと呼びます。クラスの分類の条件については、以下の記事にて解説しました。

参考記事:「Robocopyの基本動作とコマンドオプション解説

 

Robocopy実行時、コピー処理が行われるディレクトリやファイルの先頭にそのクラス分類が表示されます。英語であれば、クラス名がほぼそのまま表示されるのですが、日本語表示の場合、翻訳された日本語が元のクラス名を連想しにくくなってしまっており、わかりづらくなっています。

以下はRobocopyの実行例を示していますが、赤枠内の表記がクラス表示になります。それぞれいずれかのクラスを意味しているのですが、似たような表記などもあり、わかりづらいです。

 

日本語環境におけるクラス表示まとめ

Robocopy実行時に表示されるクラス表示について、英語環境、日本語環境それぞれについてまとめた結果が以下の通りです。

Robocopy実行時におけるクラス表示
クラス English 日本語表示
Directory File ディレクトリ ファイル
Lonely New Dir New File 新しいディレクトリ 新しいファイル
Tweaked - Tweaked - マイナー変更した
Same - Same - 同じ
Modified - Modified - 更新済み
Changed - Changed - 変更済み
Newer - Newer - 新しい
Older - Older - 古い
Extra EXTRA Dir EXTRA File EXTRA Dir EXTRA File
Mismatched MISMATCH 不一致

ディレクトリについては、 「 - 」  となっている箇所については、実行時にクラス表示が行われません。

 

まとめ

日本語環境においてRobocopyを実行した時のクラス表示がとても分かりにくかったので、まとめてみました。参考にしていただければ。

 



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