Wake on LANの仕組みを利用して、PCを遠隔起動するツールです。シンプルだけど使って気持ちいいツールを目指して作ってみました。Version2では、中規模NW管理も想定した機能追加と機能整備を行っており、グループ機能、コマンド機能、デザイン機能、ログ機能などを追加しています。
※Version2追加機能の一部(*)は有償機能となります。
nWOL Version2 では、プログラムの内部構造を全面的に見直すなど大幅な機能の追加を行っていますが、Version1の機能と同等の機能については継続して無償で利用できるようになっていますので、Version2への移行をお勧めします。設定ファイルも自動的にVersion2の設定ファイルに変換され引き継がれます。
Version2 で追加された機能の一部(*)については有償となりますが、しばらくの期間はトライアル期間としてトライアルライセンスを配布していますので、ご利用ください。
対応環境は Windows 10/11となります。インストールするWindowsの種別(64bit/32bit)に合わせて、インストーラパッケージを選択してください。種別(64bit/32bit)が異なる場合インストールできません。
ダウンロードしたインストーラを実行する際、「WindowsによってPCが保護されました」という青いポップアップが表示される場合がありますが、「詳細」→「実行」 とすることで、インストールを実行することができます。正しいパッケージであるかは本サイト掲載のハッシュ値の情報と比較していただければと思います。
インストール方法、使用条件などについては、nWOLマニュアルをご覧ください。
最新版 Version 2.1.60 (2025/4/5)
ダウンロード
ARPを利用したホスト状態判定を無効化できるよう機能追加しています。
nWOLに関する不具合報告や要望事項などを気軽に報告いただけるページを作りました。細かいことでも結構ですので、何かありましたら気軽に書き込んでいただければと思います。管理者からも必ずしも返信しませんので…
nWOL Version2で拡張した機能の一部は有償のライセンスが必要となります。ライセンスコードの詳細と取得方法については、以下のページをご覧ください。
nWOL Version2ライセンス条項は以下のページをご覧ください。
nWOL Version2 リリース後しばらくの間、皆様にお使いいただけるよう、トライアルライセンスコードを提供しています。詳細は以下のページをご覧ください。
期間延長しています。2025/4/30まで有効です。
どうしてもnWOL Version1を使い続けたいという方のために、Version1の最終版を以下のページに掲載しています。
nWOL Version2 では、コマンド機能が追加されており、独自のバッチファイルを登録し実行することができますが、この機能の利用にあたっては、セキュリティに関するリスクについて理解と注意が必要です。詳細については「コマンド機能:セキュリティ上の注意事項について」のページをご覧いただきたいと思いますが、ポイントを以下に掲載しますので、ご留意の上、安全にツールを使用願います。
Wake on LANによる遠隔起動は非常に便利なのですが、その設定が少々難易度が高いところが難点となっています。特に「起動される側のPC」の設定については、少々知識が必要であったり、ハードウェアによって設定方法が異なるなどの難しさがあり、うまくいかない場合の原因解析にも時間がかかることもよくあります。Wake on LANの設定方法に関する情報を以下のページにまとめていますので、ご参照ください。
Q. nWOL Version1 で、マジックパケットは送出できて、PCも起動するが、状態表示が Off のまま、Onにならない。
A. nWOL Version1 では pingの返信の有無のみによってOnline判定をしていたため、ping にレスポンスを返さないホストについてはOnline判定ができませんでした。nWOL Version2 では、pingを返さないLAN内ホストについても、ARPを利用した判定ができるようになっていますので、状態を判定できるようになっていますので、 Version2 にバージョンアップしてみてください。詳細は「ARPを利用したホスト状態判定方法の改善について」をご覧ください。
Q. ホストがスリープなどで停止しているにもかかわらず、状態判定がOnlineとなり、Offline に変わらない。
A. ホスト状態判定の際にARPを利用した判定ロジックを使用しないよう設定してみてください。例えば、グローバル設定の「ARPを利用したホストステータス判定を行わない」にチェックを入れることで、Version1の時と同様に ping判定のみでの状態判定となります。
Q. ホストが ping を返さないため、状態表示が Off のまま、Onにならない。
pingのみでホスト状態を判定する設定となっている場合、ホストはpingにレスポンスを返すように設定する必要があります。Windows10/11のデフォルト設定では ping
にレスポンスを返さない設定になっていますのでご注意ください。新たにWindows10/11を導入された場合など、以下の記事を参考に ping を返す設定をしてください。
記事:Windows10
PCへのpingが通らない (参考:@IT記事)
Q. シャットダウンしてから、Offline表示になるまで時間がかかるホストがある。
A. nWOL Version2では、pingを返さないLAN内ホストについてもOnline判定ができるようになりましたが、Offline判定までにシャットダウン後、数十秒~1分程度かかります。シャットダウン後速やかにOffline判定としたい場合は、上記記事を参考に、対象ホストについてpingレスポンスを返す設定をしてください。
Q. NAS の起動にも使えますか?
A. いくつかの製品で、動作しているとの報告をいただいています。 (報告いただいているNAS製品:Synology NAS DS220+, DS212j、Asustor NAS)
Q. Dynamic DNSに対応していますか?
A. 対応しています。詳細は、こちらの記事を参照ください。「nWOLのDynamic DNS(DDNS)対応について」
Q. インターネットから自宅のPCを起動できますか?
A. こちらの記事を参照ください。「インターネットから自宅のPCを遠隔起動する方法」
Q. ある特定のPCをnWOLから起動すると、PC起動直後には状態表示がOnにならず、起動後1,2分後にnWOLの状態表示がOnになる。
A. そのPCにセキュリティソフトがインストールされており、起動直後はpingへのレスポンスを返さない状態になっている可能性があります。ファイアウォールソフト、アンチウィルスソフトなどをオフにして試してみてください。
Q. Scan を行うと、特定の端末だけWindowsのホスト名と異なる名前が表示される。
A. hostsファイル(C:\Windows\System32\drivers\etc\hosts) に該当の端末のIPアドレスが登録されていることが考えられます。nWOLのホスト名解決では、Windowsのコンピュータ名よりも、hostsが優先されます。
メイン画面
設定画面
nWOL 紹介記事:
nWOL ダウンロードサイト:
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