nWOL Version 2.1.20 をリリースしました! (2025/2/23)
(ダウンロードはこちら)
Version2ではこれまでの機能に加え、以下の機能が追加されています。(一部機能有償)
・ホストのグループを定義可能。メイン画面でグループを選択して表示することができます。
・グループごと、または、ホストごとに、ping間隔、表示色、サウンドなどの個別設定ができます。
・ホスト名ダブルクリックなどから、リモートデスクトップ、シャットダウン等のコマンド実行が可能。
・独自のバッチファイルを登録することで、コマンドを自由に追加可能。認証支援機能を提供。
・コマンド実行を管理するコマンドコンソール機能。
・メイン画面の詳細デザインを設定可能。複数のデザインを登録可能。
・ログ記録機能。
ホスト名
ホスト名を識別する任意の文字列を指定します。必ず指定する必要があります。
MACアドレス
16進数12桁です。":" や "-" 等の区切り文字は不要です。
Version2から、MACアドレスを指定しなくてもホストを登録できるようになりました。
MACアドレスが設定されていないホストには、マジックパケットを送信できません。(IPアドレスが設定されていれば、起動状態の確認は行われます)
IPアドレス
ホストのIPアドレスを特定するための情報を設定します。
IPアドレスの記入方法を以下に示します。記入する方法により、「IPアドレスモード」「DNSモード」のいずれかのモードで処理が行われます。
モード | 記述 | 記述例 | 説明 |
---|---|---|---|
IPアドレスモード | IPアドレス | 192.168.1.10 | IPアドレス形式で記述。 |
空欄 | (何も記入しない) | IPアドレスを省略。 | |
DNSモード | ホスト名 | myserver1 | DNS、または、NetBIOSで解決されます。 |
FQDN | myserver1.foo.co.jp | DNSで解決されます。 | |
* | * | ホスト名欄の文字列が名前解決に使われます。 |
IPアドレスは省略も可能ですが、ホストのOn/Offの状態確認ができなくなります。また、ルータを経由した先のPCを遠隔起動する場合は必須です。
DNSモードで名前解決が失敗した場合も、ホストのOn/Offの状態確認ができません。
IPアドレス処理モードの詳細、DNS、Dynamic DNSの対応についての詳細は以下のページを参照ください。
⇒ 詳細解説ページ:nWOLのDynamic DNS(DDNS)対応について
ネットマスク
ホストのIPアドレスのネットマスクを指定します。省略可能ですが、ルータを経由した先のPCを遠隔起動する場合は必須です。
ネットマスクを指定した場合は、マジックパケットは、IPアドレス・ネットマスクに応じたディレクテッドブロードキャストアドレス宛に送信されます。
ネットマスクを省略した場合は、マジックパケットの送信先アドレスはIPアドレス欄に記入したアドレス宛てに直接送信されます。
自宅のブロードバンドルータ宛にマジックパケットを送信する場合など、直接IPアドレスを指定して送信する場合は、ネットマスクを省略するか、/32を選択してください。
「IP/MAC取得」ボタン(ホスト名欄の右の虫眼鏡アイコン)
登録したいホストが起動している状態で、「ホスト名」を入力し、「IP/MAC取得」ボタンを押すと、「MACアドレス」「IPアドレス」「ネットマスク」を自動的に調べ、それぞれの欄に値が設定されます。
「ホスト名/MAC取得」ボタン(IPアドレス欄の右の虫眼鏡アイコン)
登録したいホストが起動している状態で、「IPアドレス」を入力し、「ホスト名/MAC取得」ボタンを押すと、「ホスト名」「MACアドレス」「ネットマスク」を自動的に調べ、それぞれの欄に値が設定されます。
「ネットマスク自動設定」ボタン(ネットマスク欄の右の虫眼鏡アイコン)
自動的にネットマスクを設定することができます。登録しようとしているPCが、自PCと同じLANに接続されている場合に、このボタンが押せるようになっています。
ホストカスタマイズ設定は、ホストに関連する各種設定です。これらの設定は通常は、「設定しない(チェックボックスにチェックしない)」、または、「Use Default」となっており、デフォルト設定を使用するようになっていますが、ホストごとに個別の設定をしたい場合に設定できるようになっています。
ホスト情報欄の「▼」をクリックすると、ホストカスタマイズ情報の入力欄が表示されます。「▲」をクリックすると閉じます。
ホストカスタマイズ設定は、ホスト情報の一部として保存されます。設定の変更方法は、ホスト基本情報の項目と全く同じです。
以下の各オプションの設定方法については、詳細解説ページ 「カスタマイズ設定について」 を参照してください。
WOL Mode
Ping送信間隔
UDPポート
NWセグメント
ホスト名表示色
サウンド
資格情報
Addボタン
ホスト情報をホスト一覧に追加登録します。
Delボタン
選択された項目を削除します。
Overwriteボタン
ホスト一覧から項目を1つ選択し、詳細情報を変更し、「Overwrite」ボタンをクリックすると、変更内容が登録されます。
↑ボタン、↓ボタン
選択された項目を上/下へ移動します。
Scanボタン
LANに接続されている全ての起動中のホストが自動的に検索され、ホスト一覧に追加されます。登録したいホストの電源を入れておきScanボタンを押すのが最も簡単なホスト登録方法です。
ただし、検索できるのは同一LANに接続されているホストのみであり、ルータを超えた先のホストを検索することはできません。
表示されるホスト名は通常はWindowsのコンピュータ名になりますが、hostsファイルにIPアドレス・ホスト名が登録されている場合はそのホスト名が使用されます。
⇒ 詳細解説ページ:nWOL TIPS: LAN内ホスト検索(Scan)が高速で気持ちいい
ホスト一覧のソート
ホスト一覧の各カラムのタイトルをクリックすると、そのカラムでソートを行います。クリックするごとに昇順、降順が反転します。
右クリックコンテキストメニュー
ホスト一覧内で右クリックするとコンテキストメニューが表示され、以下を実行できます。
全て選択:全てのホストを選択します。
選択解除:ホストの選択状態をすべて解除し、どのホストも選択されていない状態にします。
全ホスト情報のコピー:一覧に表示されている全てのホスト情報をクリップボードにコピーします。ホスト情報を他のアプリケーションで利用することができます。
ホスト基本情報、ホストカスタマイズ情報が表示されます。
Related Articles
管理者より個人的に返信をご希望の方は、コメント中に必ずメールアドレスを記載してください。記載がないと返信できませんのでご注意ください。
If you want personal response from the author, please do not forget to write your email address in the comment. Otherwise, the author can not reply.
投稿されたコメントは手動で処理されるため、記事として登録されるまで1日程度かかります。
Submitted comments will be processed manually. So, please understand it will take about a day to publish your comment.