nWOL Version 2.1.20 をリリースしました! (2025/2/23)
(ダウンロードはこちら)
Version2ではこれまでの機能に加え、以下の機能が追加されています。(一部機能有償)
・ホストのグループを定義可能。メイン画面でグループを選択して表示することができます。
・グループごと、または、ホストごとに、ping間隔、表示色、サウンドなどの個別設定ができます。
・ホスト名ダブルクリックなどから、リモートデスクトップ、シャットダウン等のコマンド実行が可能。
・独自のバッチファイルを登録することで、コマンドを自由に追加可能。認証支援機能を提供。
・コマンド実行を管理するコマンドコンソール機能。
・メイン画面の詳細デザインを設定可能。複数のデザインを登録可能。
・ログ記録機能。
nWOLでは各ホストの各種属性を個別にカスタマイズ設定することができます。グローバルな設定に対して、グループ単位でのカスタマイズ設定、及び、ホスト単位でのカスタマイズ設定が可能です。
カスタマイズ設定可能な設定項目は以下の通りです。
カテゴリ | 設定項目 | 説明 | デフォルトの設定 |
---|---|---|---|
各種パラメータ | WOL Mode | ホストに対するWOLの動作モード(メイン画面の遠隔起動ボタンの表示方法) | Normal |
Ping 送信間隔 | Pingの送信間隔 | グローバル設定で設定された値 | |
UDPポート | マジックパケットの送信先UDPポート番号 | 9 | |
NWセグメント | ホストの属するセグメントアドレス | 設定なし | |
ホスト名表示色 | メイン画面でのホスト名の表示色 | 設定なし | |
サウンド | サウンドモード | サウンドを鳴らす条件 | グローバル設定で設定された値 |
Startup | ホスト起動時に鳴らすサウンド | グローバル設定で設定された値 | |
Shutdown | ホスト停止時に鳴らすサウンド | グローバル設定で設定された値 | |
資格情報 | ユーザ名 | 認証に用いるユーザ名 | グローバル設定で設定された値 |
パスワード | 認証に用いるパスワード | グローバル設定で設定された値 |
カスタマイズ設定は、グローバル設定⇒グループカスタマイズ設定⇒ホストカスタマイズ設定、という3つの階層で設定できます。
適用されるカスタマイズ設定の優先順位は以下の図のようになります。
ホストカスタマイズ設定は、ホスト設定画面の以下の図の個所で設定できます。
グループカスタマイズ設定は、グループカスタマイズ画面の以下の図の個所で設定できます。
グループカスタマイズ設定では、設定リストの上のものから優先的に適用されます。
WOL Mode
このホストのWOLボタンの動作方法を指定します。
デフォルトのWOL Modeを変更する場合は、チェックボックスにチェックを入れ、WOL Modeを選択します。
WOL Mode | 説明 |
---|---|
Normal | デフォルトのWOLボタンの動作。ホストがOff時のみ遠隔起動ボタンが押せます。 |
Disable | WOLボタンを表示しない。ホストがWOL機能を持たない場合、このオプションを設定してください。 |
WOLAnytime | ホストが起動中であっても常にWOLボタンを押すことができます。 |
KeepOnline | ホストを常に起動状態にしておくため、ホストがOfflineになると自動的にマジックパケットを送出し続けます。 |
Ping送信間隔
起動状態を確認するためのPingの送信間隔を設定します。
デフォルトのPing送信間隔を変更する場合は、チェックボックスにチェックを入れ、送信間隔を入力してください。
0 を指定すると、Ping送信を行いません。その場合、ホスト起動状態を調べられませんので、メイン画面上の状態表示は "-" となります。
UDPポート
マジックパケットを送信する時の宛先のUDPポート番号を指定します。
デフォルトのUDPポート番号を変更する場合は、チェックボックスにチェックを入れ、ポート番号を入力してください。
NWセグメント
このホストの接続されているネットワークセグメントを指定します。記入する場合、「192.168.0.0/24」 のフォーマットで記入してください。
NWセグメントを設定する場合は、チェックボックスにチェックを入れ、記入してください。
NWセグメントが設定されている場合、マジックパケットの送信先アドレスとして、IPアドレス欄のアドレスではなく、このNWセグメントのアドレスが使われます。
従って、その場合、ホストの状態を確認するためのpingは「IPアドレス欄のアドレス」、マジックパケットは「NWセグメントのアドレス」に送信されます。
pingの送信先とマジックパケットの送信先を異なるアドレスに設定したい場合に設定します。
ホスト名表示色
このホストのメイン画面でのホスト名表示色を設定します。
デフォルトのホスト名表示色を変更する場合は、チェックボックスにチェックを入れ、色を指定してください。
なお、グローバル設定→デザイン→「デザインのホスト名表示色を使用する」 がチェックされている場合、ここで指定した表示色は使われず、デザイン設定で定義されているホスト名表示色が順に割り当てられます。表示色割当の順序は、以下①②の順となります。
①グループカスタマイズ設定で、ホスト名表示色が設定されているもの。(設定一覧の上から順に色が割り当てられます)
②ホストカスタマイズ設定で、ホスト名表示色が設定されているもの。(ホスト一覧の上から順に色が割り当てられます)
※割り当ては、デザイン設定で定義された表示色数を超えた場合、カスタマイズ設定の表示色が使われます。
サウンド
このホストのサウンド設定を行います。デフォルト設定を変更する場合に設定してください。
Use Defaultの場合、デフォルト設定が使用されます。
各項目の詳細については、グローバル設定のサウンドの項目をご覧ください。
資格情報
コマンドを実行する際の資格情報(ユーザ名、パスワード)を設定します。
デフォルト値を変更する場合、「ユーザ名」ラベルの左のチェックボックスにチェックを入れ、ユーザ名、パスワード欄に値を入力してください。
通常は、パスワードを設定ファイルに保存することはできないようになっているため、パスワード欄に入力することはできません。グローバル設定の「パスワードを設定ファイルに保存する」が有効になっている場合のみパスワード文字列を入力することができます。ただし、パスワードは、暗号化されずに設定ファイルに保存されますので、ご注意ください。外部に流出しても問題ないパスワードの場合にのみ記入するようにしてください。
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