nWOL Version 2.1.20 をリリースしました! (2025/2/23)
(ダウンロードはこちら)
Version2ではこれまでの機能に加え、以下の機能が追加されています。(一部機能有償)
・ホストのグループを定義可能。メイン画面でグループを選択して表示することができます。
・グループごと、または、ホストごとに、ping間隔、表示色、サウンドなどの個別設定ができます。
・ホスト名ダブルクリックなどから、リモートデスクトップ、シャットダウン等のコマンド実行が可能。
・独自のバッチファイルを登録することで、コマンドを自由に追加可能。認証支援機能を提供。
・コマンド実行を管理するコマンドコンソール機能。
・メイン画面の詳細デザインを設定可能。複数のデザインを登録可能。
・ログ記録機能。
サインイン時に起動する
サインイン時に自動的にnWOLが起動されます。
更新を確認しない
nWOL起動時に更新を確認しません。
常に最前面に表示
メイン画面を常に最前面にします。
Scan範囲を/24に制限しない
Scan機能、IPアドレス・ホスト名自動修正機能を、/24より大きいLANセグメントにも対応させます。ただし、機能実行時、全IPアドレスに対してping(ARPパケット)が送出されることになりますので注意してください。通常は、送出されるping(ARPパケット)は1つのネットワークインターフェースあたりホストID 1~255(/24相当)までに制限されています。
複数ホスト同時に処理を実行する時に確認しない
複数ホストを同時に処理を実行する場合に確認しません。(マジックパケット送信、複数のホストに同時にコマンドを実行する場合など)
パスワードを設定ファイルに保存する
パスワード情報を設定ファイルに保存できるようにします。
パスワードは、暗号化されずに設定ファイルに保存されますので、ご注意ください。パスワードは外部に流出しても問題ないパスワードの場合にのみ記入するようにしてください。
Ping送信間隔
ホストの起動状態を確認するPing送信の間隔を設定します。設定できる範囲は 1~60 秒です。ping送出タイミングはホストごとに異なります。(ただし、遠隔起動ボタンを押下後ホストの起動を待っている間は、1秒間隔でPingが送信されます。)
0 を指定すると、Ping送信を行いません。その場合、ホスト起動状態を調べられませんので、メイン画面上の状態表示は "-" となります。
メイン画面モード
メイン画面の種別を指定します。
メイン画面モード | 説明 |
---|---|
Simple Mode |
全ホストを表示し、グループ選択はできません。 Version1と同じ画面仕様になります。 |
Group Mode |
グループ選択ができる画面表示モードです。 画面の高さの調整がVersion1と異なります。 |
デザインのホスト表示色を使用する
ホスト名表示色を、デザイン設定で設定されたホスト名表示色を自動で割り当てます。
ホストカスタマイズ設定やグループカスタマイズ設定で、ホスト表示色を指定されたホストやグループについて、デザイン設定で設定されたホスト名表示色が順次割り当てられます。
デザインに合った表示色が使われるので、デザイン感を損ねず、見やすい表示になります。
登録されているホストの、IPアドレス(およびネットマスク)、ホスト名が変更されているかを自動的に調査し、変更されていた場合は、nWOLに反映します。この機能により、DHCPによる自動割当てのためIPアドレスが時々変わるホストでも継続的に状態の監視が可能となります。
自動修正機能の実行方法の選択
「自動修正しない」、「IPアドレスのみ自動修正」、「IPアドレスとホスト名を自動修正」から選択します。
今すぐ実行する
すぐに自動修正機能を実行します。
起動時に実行する
nWOLの起動時に自動修正機能が実行されます。
定期的に実行する
指定した間隔で自動修正機能が実行されます。(指定できる間隔は1~999分。)
DNSサフィックスリスト
ホストの名前解決を行う際、Windowsの設定で名前解決できなかった場合、ここで設定するDNSサフィックスリストを使い、再度名前解決を試みます。
複数のサフィックスを登録する場合は、":" で区切って記述してください。
読み込み
ホスト情報共有ファイルから、ホスト情報一覧を読み込みます。
書き込み
nWOL設定画面のホスト情報一覧の現在の内容を、ホスト情報共有ファイルに書き込みます。この書き込みは管理者権限を持つユーザしか行えません。
タスクトレイに常駐する
タスクトレイにアイコンが表示されるようになります。nWOLの画面を閉じても、バックグラウンドで実行が継続されます。
起動時にメイン画面を表示する
タスクトレイ常駐時、nWOL起動時にメイン画面を表示します。
コンテキストメニューに表示する起動ホスト
タスクトレイのアイコン右クリックで表示されるメニューにおいて、起動するホストまたはグループを選択します。
Addボタンから、以下の追加処理を実行できます。
・ ホストを直接選択
・ ホストリストで選択されているホストを追加
・
グループを直接選択
Delボタンで、選択されたホスト、または、グループを削除できます。
↑↓で並び替えができます。
グループは、[グループ名] のように括弧付きで表示されます。
アイコンに状態を表示するホスト
タスクトレイの色によって状態を表示するホスト、または、グループを指定する。
条件 | アイコン色表示内容 | 表示 | 説明 |
---|---|---|---|
選択したホストが1つの場合 | 指定されたホストの状態が表示されます。 |
![]() |
ホストは停止しています。 |
![]() |
ホストは起動しています。 | ||
選択したホストが複数の場合 | 起動しているホスト数に応じてアイコンの色が変わります。 |
![]() |
全てのホストが停止しています。 |
![]() |
全てのホストが起動しています。 | ||
![]() |
停止しているホストと起動しているホストがあります。 |
タスクトレイアイコンの動作については、タスクトレイアイコンのページをご覧ください。
Runアイコンクリック時コマンド
Runアイコンを左クリックした時に実行するコマンドを選択します。
ホスト名ダブルクリック時コマンド
ホスト名をダブルクリックした時に実行するコマンドを選択します。
環境変数の文字エスケープを行わない
セキュリティ対策として、通常は、環境変数 NWOL_HOSTNAME に渡される文字は、[a-zA-Z0-9_ .] 以外は "_" に置き換えられる仕様となっているが、これを行わない。
サウンドモード
サウンドを鳴らす条件を以下から選択します。
サウンドモード | 説明 |
---|---|
No Sound | 音を鳴らさない |
Startup by WOL | マジックパケットを送信して起動した時のみ音を鳴らす |
Startup | ホストが起動した時に音を鳴らす |
Startup and Shutdown | ホストが起動または停止した時に音を鳴らす |
Startup
ホスト起動時に鳴らすサウンドを選択します。
Shutdown
ホスト停止時に鳴らすサウンドを選択します。
消音
音を鳴らさないよう、消音設定にします。
音量アイコンを表示
メイン画面に音量アイコンを表示します。
ユーザ名
コマンド実行時のユーザ名を指定します。全ホストのデフォルト値になります。
パスワード
コマンド実行時のパスワードを指定します。全ホストのデフォルト値になります。
通常は、パスワードを設定ファイルに保存することはできないようになっているため、パスワード欄に入力することはできません。グローバル設定の「パスワードを設定ファイルに保存する」が有効になっている場合のみパスワード文字列を入力することができます。ただし、パスワードは、暗号化されずに設定ファイルに保存されますので、ご注意ください。外部に流出しても問題ないパスワードの場合にのみ記入するようにしてください。
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